ひとり陰湿

風邪とライフガード

先日、ひどい風邪をひいてしまった。

喉が痛かったり、頭痛がしたり、だるかったり。熱まで出たので、仕方なく病院へ行った。でも、それでも治らず、再び病院にかかり、レントゲンまで撮られた。しまいには「最後は気持ちで治せ」と医者なのに、部活の先生みたいなアドバイスまでされてしまった。

とにかく太田は冬になれば風邪をひく。そして最低年1回は病院にかかる。よく馬鹿は風邪ひかないというが、毎年決まりごとのように風邪をひくのもやはり愚か者である。体が弱いのがわかっていれば予防できそうなのにね。

病院にかかるときというのは、もう打つ手なしといった感じで、這うようにして医者の前に行くのだが、それでもなんというかお医者さんには気を使ってしまう。医者にもいろいろな人がいるみたいで、症状を聞かれて「風邪ひいたみたいです・・・」と言うと、「何でお前にわかるんだ!お前は医者か!」と怒る人がいるらしい。病人に怒るなんて・・・という感じだが、確かに納得できる部分もある。というわけで、太田は医者に症状を尋ねられると、几帳面に「喉が痛くて、鼻水が出て、熱っぽくて・・・」と全部説明することにしている。息を切らせながら説明しても「要するに風邪ですね」と軽く流されたこともあるけれど。

そんな風に医者に気を使いながら診察してもらって帰る。その途中太田は必ずライフガードを買うことにしている。ライフガード、ご存知でしょうか?あの緑色の炭酸飲料です。小学校の頃に発売されて、飲んでみたかったものの、親はなかなか買ってくれない。でも病気になると、結構わがままを聞いてくれるので、「あれ飲めば治るかも・・・」と適当にこじつけて買ってもらった。名前からして、すぐに病気が治りそうなので、親もすぐに信用して買ってくれた(嘘)。

その名残で、普段甘い飲み物なんてあまり飲まないくせに、今でも風邪をひくと無性に飲みたくなってしまう。病院から帰り、薬を飲んだ後、決まりごとのようにライフガードを口にする。そのまま布団に入って目を閉じ、さあ治さなくっちゃな、と思う。こういうのって、子どものときから何も変わっていない。

(2009年1月01日更新)

by 太田ルイージ

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