
文章について
昔から、文章を書くのが好きで・・・というわけでもないけれど、中学・高校くらいからよく書くようになり、今でもこんな風に書いている。最近になってようやく自分の頭の中の言いたいことを、ある程度正確に、文章にできるようになってきたと感じる。もちろん読んだ人がどう思うかは別問題だけど、書き終えた時に、とりあえず伝えたいことを書けたな、と思えるようになった。
最近モットーとしているのは、シンプルに書いて、気前よく削る、である。
変に格好つけないで地道に書く。俺の手で日本語を変えてやるんだ!なんて思わないようにする。文章も短くできるなら、なるべく短くするように心がけている。慣用句も変なひねり方をしないで、そのまま使う。あと、あまり喋り言葉になりすぎないように注意する。
気前よく削る、というのは書き終わった後でも途中でも、とにかく本題から外れている部分は削除する。場合によっては書いた半分以上を削る時もある。どうしても言いたい、と思って書いた内容でも、話の流れにそぐわないようなら、特別扱いしないで切る。言いたい部分に合わせて他を変えていくと、結局わけのわからない内容になってしまうからだ。
という感じなので、ひとり陰湿の記事は概ね短い。もちろん字数を決めてやっているわけではないので、短くても何か問題があるわけではない。でも、見方によっては、ただこぢんまりとまとめてるだけの気がしないでもない。それとつくづく面白みのない文章だな、とも思う。本当は書いた後、ひと晩寝かせて、改めてチェックを入れるようにすれば、もっと良くなる気がするのだが、ひと晩経つと、書いたことを忘れ、書いたものもどこかへ消えてしまうので、今は書いたらすぐアップしている。できることなら、書いて削って、を何度か繰り返して、さらにロングバージョン、ショートバージョンを、なんなく書き分けられるようにしたい。書き分けたからなんなんだ、と思わないこともないけど。
by 太田ルイージ