
しおりについて
皆さんは本を読む時にしおりを使いますか?太田はそれほど使いません。もちろん、あえて使わないとか、幼い頃イタズラされてトラウマになっているとかそういうわけではない。あればもちろん使うけど、途中で結構なくなってしまうのである。そういうときに血眼になって探し回ったり、レシートかなんかを代用するなどせずに、気にせずそのまま読んでしまうのである。だいたいしおりがあると、読んでいるときに邪魔にならないだろうか。どこかにはさんでおくと、ページかめくりにくくなるし、手に持っていると落としそうになる。だったら初めからないほうが、気楽といえば気楽なのである。
しおりを使わないと、どこまで読んだかわからなくなるけど、でも本当にわからないとしたら、途中から読む意味は全くない。いくらなんでも自分が前半なのか、真ん中あたりか後半を読んでいるのかはわかるだろうし、開いたページを何行か読めば、すでに読んだかどうかはわかるはずである。
開いたページが、もし見覚えがなければ、前に戻ればいいし、明らかに読んでいるとわかったら、ページをすっ飛ばせばいい。慣れてくると、前回読み終えたあたりから読むようになり、そうすると前回のダイジェストを見ているような気分になって、すっと新しい部分に入っていける。そう思うと、しおりなんかむしろ邪魔な存在に思える。いきなり読んだことのないところから読むのは、少し乱暴な読み方じゃないかとすら思える。
という風にしおりがなくても本は読めるんだ!ということを主張してきたのだが、実はしおりがないのは文庫本だけで、ハードカバーの単行本や一部の文庫本(新潮文庫)は紐のしおりがくっついていることに気付いた。そう、太田はここ数年、文庫本しか購入したことがなく、この紐のしおりの存在をすっかり忘れていたのである。
このことには先日図書館に行ったときに気づいた。そして、紐のしおりはさっき挙げた短所(挟んでいると読みづらい・なくしてしまう)を見事に解決しているのである。というわけで、太田は紐のしおりは積極的に利用しようと思う。
つまり今回言いたいことは、散々考えたことが徒労に終わってしまって、空しいということです。
by 太田ルイージ
コメント
takenoooooooko
2010/03/04 13:48文庫でも時に紐の栞がついています。 紙のしおりは、幅があると読んでいるさいちゅうにページがめくりにくいので、半分くらいに切って、幅を細くして使っています。 マジレス。
310妻
2010/03/04 00:12しおり、シオリ、栞。昔は押し花とか葉っぱとかをしおりにしてたなぁはー♡ そんなあたしはしおりを挟みながら読むのが好きです♡