
死んでもいい
この記事を書いた後に「もう小説書かないんですか?」と聞かれ、「高校卒業したらなぜか書けなくなりました。見せていた友達と会わなくなったからかもしれません」と軽い気持ちで答えた。答えた直後に気付いたのだが、自分が今は小説を書かない理由にその友人を挙げたことは一度もなかった。もう10年以上経つけど、頭にも全く浮かばなかった。
本文の中で、その友人はいつも太田が書いたものを読む度に、延々と欠点や間違いを指摘する、と書いた。だが、高校を卒業する直前に書いたもの、要するに最後に書いたものに対しては、まず一言目に「良かったよ」と褒められた。
もちろんこれは、最後くらい褒めてやるか、という友人の心遣いだったのかもしれない。でも、その言葉を聞いた時、何かをやり遂げたような達成感があった。本当に嬉しかった。今そのことを思い出した時、ふとその達成感のせいで書けなくなったのかもしれないな、と思った。もちろんその友人が悪いわけでない。書かないで済めば、その方がいいのだから。
作者は自分の悪口を言うな
自分のサイトには誤字・脱字が多い、と書いたらその2日後くらいに「ちょっと変なところがあるんですけど…」とご指摘いただいた。確認してみると確かに字が抜けている。書いた途端にこれじゃ、まるでわざとやっているみたいでかっこ悪い。
誤字、脱字が多い、というかケアレスミスはもう子どものころから多い。ちょっとした計算間違いなんかはしょっちゅうやっていたし、高校の現代文の試験で、ひらがなの「う」と「と」を書き間違えたこともある。
だからサイトを更新するときも、一応注意はしているし、出来上がったら一通り目も通して確認はしているんだけど、後から見返すとどこかが抜けていたりすることが多い。まあサイトを更新する時はテンションも普通じゃないし、出来上がった後は疲れて集中力も落ちるので、見逃すのは仕方ないんだけど。だったら1日とか置いてから見直せばいいんだけど、そこまでする気は今のところない。なので誤字を見つけても「またやってるな」と温かい目で見てやってほしい。もちろん気になったらガンガン指摘してください。
味はいいとして
先日プレオープンしている店があったので、行ってみたらすごいお店だった。最初は、まだ慣れていない感じの店員が初々しくオーダーを取った位までは良かったが、料理はバラバラに出てくるし、こっちが食べ終わらないうちにコーヒーが出てきた。トイレの場所を聞いたらなぜか別のお客さんが教えてくれるし、厨房では暇そうにしている店員がいるし。さすがにひどいのでオープンは当分先なのかな、と思ったら「来週からオープンします」とのこと。連れは、「この店は3ヶ月でつぶれる」と言っていた。
あるいは細かいことに目くじらを立てているだけなのかもしれない。でも内装とかも凝っこっていて、値段もそこそこするくせに、こういう感じだと本当にがっくりする。
味噌汁が
味噌汁で驚いたのもつかの間で、先日行った食堂ではご飯がもりもりと出てきていた。これは食べるのはちょっと微妙かな・・・という気がするけど、見ているのは楽しい。これなら本当に、カレーや麻婆豆腐が機械から出てくる店もあるかもね。
モラルってなんだろう 後編
ずっと昔から、自分の言葉を語れる人間になりたいと思っていた。言い換えると、他人の考えや、言葉を間に合わせで使いたくないと言うか。だからこの「モラルについて」はある程度結論は出たんだけど、それがどうしても自分の言葉にならなかった。他人の考えにしろ、自分の経験にしろ、このサイトにくらい腹の底から思ったことを書きたいのである。
でも現代のモラルについては、そのうち自分の考えがまとまると思う。だって、某私鉄の優先席が復活したことは自分の中でショックだったんだから。
by 太田ルイージ